児童からみた「母親の父親観」と「父親イメージや態度」 ・・・20年前との比較
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
児童による「母親の父親に対する態度」の評価と「父親のイメージや態度」との関連性が約20年間でどのように変化したかを検証した. 1987年と2006年に群馬県内の小学校3校の6年生の児童を対象に, ほぼ同じ内容で調査を実施した. 調査対象者は1987年が350名(男子181名・女子169名), 2006年が218名(男子102名・女子116名) である. 調査内容は1) 母親の父親に対する態度, 2) 父親に対するイメージや態度である. 調査の結果, どちらの調査でも児童の母親の父親に対する態度の評価が父親に関するイメージや態度の形成に関連していた. また, 20年間で父親のイメージは全体的に低下し, 態度では尊敬と同一視する傾向が著しく低下していた.
- 秋田大学の論文
- 2007-03-30