大学におけるキャリア支援教育の研究(第2報)
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概要
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S大学においては教育方針に基づいて、約2年半前から4年間一貫のキャリア教育が開始された。本報告は、S大学におけるキャリア教育を例として今後のキャリア教育の方向性を考察するものである。そのために、学生に対する自己理解診断や就業意識に対する調査結果をもとにキャリア教育における問題と課題について整理する。前回の報告では目標に対する意欲(目標達成意欲度診断)と自分の役割行動の特徴(行動適応診断)との関連について考察した。今回はさらに前回の報告結果を基礎として、目標達成意欲度診断からの特徴ある4つのタイプと組織における個人の行動特性(キャリアスタイル診断)との関連性について分析する。その結果、目標達成に対する成長意欲と行動特性の間にいくつかの特徴的な関連性を見出すことができた。学生に目標設定を明確にさせ、目標実現のための方策を検討させることが、彼らの自信獲得につながり、積極的行動へと導くことが明らかになってきた。
- 摂南大学の論文
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