中國史研究小録(15)殷代の「神權」と「君權」--武丁時代を中心として
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概要
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殷代武丁時代の神聖政治は、「帝(上帝)」信仰の厚さと廣さ、すなわち當時の内外の諸國によって支えられた、「神權」の強い性格であることを中心に述べ、その後、祖先神崇拝が盛んとなり、「帝(上帝)」信仰が相對化され、祖先神崇拝を通じて「君權」が強くなり、神聖政治が變質したことを論じる。
- 千里金蘭大学の論文
- 2006-12-09
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