黄汝亨『天目遊記』について
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概要
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天目山は浙江省北西部にある景勝地である。黄汝亨の『天目遊記」は小品ながら、東西両天目山、そして両者のほぼ中間に位置する径山のもつ歴史的・文化的背景を要領よく伝えている。また、現在ではなくなってしまった文物を活き活きとした筆致で伝えていることも『天目遊記』のもつ意味の一つである。『天目遊記』のテクストとしては通行の版本である『寶顔堂秘笈本』よりも『内閣文庫本』の方がずっと優れているが、これは、内容に欠落がないこと、黄汝亨・廣詞禅師による唱和集『天目遊紀詩草』が付されていることによる。
- 龍谷大学の論文
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