コーヒーモーニング : 多文化体験がもたらす学生への教育効果
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概要
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本稿では,長崎県在住の子育て中の外国人家族を対象とし,活水女子大学子ども支援リソースセンターで開催されているコーヒーモーニングを創設するに至った理論的背景を説明する。日本の高等教育では稀な,多文化の子育て環境を経験できる機会を提供するという意味で,コーヒーモーニングは子ども学科の学生にとっても教育的に重要な役割を果たしていることを示す。アンケート調査により収集したデータから,コーヒーモーニングに参加することにより,学生たちは,言語知識,多文化認識,さらに,外国人家族の関心事やニーズに関する理解度が向上するという点において,大きな教育効果が見られることを明らかにする。
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