宮沢賢治「雨ニモマケズ」解読 : <世間>という視点から
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概要
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<世間>で話題になることの多い「雨ニモマケズ」というテキストを、日本独特の<世間>という視点から解読していく。そもそも<世間>とはどのようなものなのか、「雨ニモマケズ」を書いた宮沢賢治は<世間>の中でどのように生きたのか、という考察を経て、逃れられない<世間>といかに折り合いをつけていくべきかという、<世間>に対する葛藤の末の、切実な意識が描かれているテキストであったと解釈していく。
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