日常知を形成する行為の連鎖 : 組織化を探る背景として
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概要
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組織化の問題は,単に新しい組織を形成する際だけでなく,組織を変化させる場合にも考慮すべき理論的問題を多くはらんでいる。本稿では,組織あるいは組織化を構成している最小単位としての行為に注目し,その行為を導き,同時に行為によって形成される知について議論した。単に組織だけでなく,社会現象を考える際の行為概念は,それを導く意図性とその過程と結果を記憶する意識性からなっていること。したがって,知は行為を通じて獲得し,行為を通じて表現される概念であることを指摘した。
- 愛知学院大学の論文
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