『真夜中の子供たち』序論 : インド発マジック・リアリズム
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
サルマン・ルシュデイの『真夜中の子供たち』は難解な作品である。その理由と、いわゆるマジック・リアリズムと呼ばれるものとは、じつに深い関係を持っている。本稿においては、『真夜中の子供たち』におけるマジック・リアリズムの有り様を詳しく探り、それとともに、この難解なルシュデイの作品を少しでも読みやすいものへと解きほぐすことによって、より本格的な作品論へと議論全般を開くことを目標とする。
- 神戸薬科大学の論文