日本の「大手」造船会社の業績格差に関する一考察 : 1989年以降の造船需要回復期における各社の製品戦略の違いに注目して(経営学編)
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概要
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本稿では,日本の造船業,とりわけ1989年以降の造船需要回復期における日本の「大手」造船会社間の業績格差に注目し,それらの格差の要因として各社の製品戦略の違いを指摘する。より具体的には,日本の「大手」造船会社間では,「中型船」あるいは「多艤装量船」の建造にどれだけ注力しているかを表す指標である「中型船建造比率」あるいは「多艤装量船建造比率」と,1つのドックで建造する船種をいかに特化したかを表す指標である「1ドックあたりの船種多様化度」が,「大手」各社の業績に重要な影響を与えている可能性があることを明らかにする。
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