各種条件下における重心動揺と筋活動に関する研究
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概要
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閉眼あるいは片足立位などの各種条件下での,重心動揺と下肢筋筋活動の変化を検討することを目的とした。結果は以下に示す。1)重心動揺距離は,両足立位の場合開眼時より閉眼時の方が大きく(P<0.01),片足立位の場合も同様に開眼時より閉眼時の方が大きかった(P<0.001)。また,開眼・閉眼いずれの場合にも両足立位より片足立位の方が大きかった(いずれもP<0.001)。2)重心動揺面積は各条件で個人差が大きく,開眼時のみ両足立位より片足立位の方が大きかった(P<0.001)。3)重心位置は,各条件とも有意な差に至らないまでも開眼時より閉眼時,両足立位より片足立位の方が前方への移動がみられた。4)各条件下,著明な筋活動がみられたのは,膝屈曲立位における外側広前と閉眼立位および片足立位における前脛骨筋・腓腹筋であった。
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