病院におけるエネルギー必要量の設定に関する調査報告(健康科学科)
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概要
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栄養療法を行う場合、個々人のエネルギー必要量の設定は重要である。その設定方法は複数あるが、病院におけるエネルギー必要量の設定方法についての報告は少ない。そこで、病院におけるエネルギー必要量の設定方法を調査するためにアンケートを行なった。その結果、(1)基礎代謝量を推定する式の、Harris-Benedict式が約91%と広く使用されていた。(2)Harris-Benedict式を用いている病院では、体重増加を引き起こすという問題があった。(3)エネルギー消費量を測定している病院は約5%と少なかった。(4)大部分の病院栄養士が、今後も測定することはないと考えていた。その理由として、経費の問題が最も多かった。
- 県立広島大学の論文
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