残像のある動画用X 線検出器のDQE 測定に関する一考察
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概要
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動画用X線検出器のDQE(Detective Quantum Efficiency)測定方法がIEC62220-1-3 で規定されている。この規定では,検出器の残像がDQE 測定結果に影響を与えることを防ぐために,残像の影響を正確に評価する方法を定めているが,そこでは,残像がある場合とない場合の空間的NPS(Noise Power Spectrum)の比が,時間的NPS の全周波数に渡る積分値の比に等しい,という重要な仮定が証明なしになされている。本稿では,一般に実用的に使用されているX線検出器とその使用環境で満たされている2 つの条件(1.時間軸方向の定常性と 2.空間内の一様性)を前提にして,この仮定の妥当性を検討した。まず,NPS の周波数空間における積分が分散に等しいことを利用することによって,空間内の分散値が時間軸方向の分散値に等しいことを理論的に示し,この仮定が成り立つことを証明した。次にコンピュータシミュレーションによって,誤差0.4%の範囲内でこの仮定が正しいことを示した。
- 2009-01-31
著者
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飯沼 一浩
国際医療福祉大学保健学部
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飯沼 一浩
国際医療福祉大 保健
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飯沼 一浩
国際医療福祉大学保健学部放射線・情報科学科
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西木 雅行
国際医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科
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飯沼 一浩
国際医療福祉大学大学院 放射線・情報科学分野
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飯沼 一浩
国際医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科 保健医療学専攻 放射線・情報科学分野
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飯沼 一浩
国際医療福祉大学大学院医療福祉学研究科保健医療学専攻放射線・情報科学分野
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