オワトナ美術教育プロジェクト : その思想と実践
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概要
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本稿は,オワトナ美術教育プロジェクトの概要を当時の資料によって明らかにしたものである。オワトナプロジェクトは生活との連関の中で美術を再構成し,美術教育のカリキュラムを構成することを目指し取り組まれた実践研究であり,社会と美術教育の関わりについての先駆的な取り組みである。その思想的背景にはプラグマティズム美学の影響が指摘できるが,実際には種々の実地的条件によって,プラグマティックに美術教育や社会を問い直すものとはなり得ていないことが明らかとなった。
- 美術科教育学会の論文
- 2008-03-27