ナチズム崩壊後のベルリン造形芸術大学改革とゲオルク・タッパートの芸術教育観について
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概要
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G・タッパートは1920年代と戦後ドイツにおける芸術改革潮流の中で活動した画家であった。その活動の中で彼は,造形表現において大切なのは「自分自身のイメージを探求し展開すること,自分自身の解釈をもつこと」という改革精神を獲得した。彼は戦後のベルリン造形芸術大学で,20年代の芸術改革の精神を学生たちに伝え,その発展可能性を示した。この精神は戦後の芸術大学いしずえ改革の礎(いしずえ)となり,現代へとつながる展開の中で継承されていった。
- 2008-03-27
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