親を生涯発達の観点から捉える試み(その3) : 親の発達権と家族の発達(第三十号記念号)
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概要
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本研究ではまず大人と子どもの発達の違いを取り上げて考察した。次に親が発達する権利が認められなければならないこと(親の発達権の保障)の問題を取り上げた。次に家族の機能について考察し、子育てしている家族が果たしている社会的な機能について考察した。次に親と家族の発達について取り上げ、親の発達は子どもを含めた家族の成員との相互作用の中で進むことを考察した。最後に乳幼児期の親(両親)を対象とした調査の試みを報告した。この調査では子どもの人数が1人の場合と2人の場合とを比較しながら分析した。子どもの人数が2人の場合の方が親の疲労感や困難度が高いという印象を受けた。
- 上田女子短期大学の論文
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