浦和地域における小学校児童のぎょう虫卵保有状況
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概要
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小学校児童のぎょう虫卵の保有状況の変遷を把握する目的で1983年から2003年の21年間について浦和地域(旧浦和市)の全小学校児童のぎょう虫卵の陽性率とその年次推移を調べた。陽性率はこの21年間で連続的に減少したが,各年度における陽性者の約10%〜13%が兄弟共に陽性であり,また約11%〜13%が前年共に連続して陽性であることから全体には保有率が低くなった現在でも陽性者やその家族の駆虫は重要であることが示唆された。