介護の原点から介護福祉士に期待される役割と課題
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概要
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20世紀の日本は人口増、21世紀は人口減の世紀と言われて、少子・高齢化という2つの問題を同時に抱えざるをえない状況にある。日本国憲法第11条の基本的人権・第13条の個人としての尊重および第25条の健康で文化的な最低限度の生活を営む権利等が保障されている。しかし、第12条に国が保障する自由や権利は、国民の不断の努力によってこれを保持しなければならないとあり、個々人の義務と責任をうたっている。したがって、生物体としての人間にとって老化は避けられないものであり、現象として現れる変化に対応しつつ自己責任のもと尊厳ある人生をおくる。また、社会(環境)がそれをどのように支援すべきか考察する。