07年度前期「教養基礎演習」授業実践報告
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概要
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この科目はその名称のとおり教養科目の一つとして、地域社会を知り、その活動に参加を促すことを目的としている。多くの受講生は、自分の住んでいる地域の実情に疎く、近所の住民たちと親し(交流する機会もほとんどない。「社会を知る」ことの必要性は、たんに知識としてではなく、日常生活のなかで満たされることが望まれる。この意味から、もっとも身近な家族の問題からけじめ、地域社会の抱える課題に関心を向けるプログラムを編成した。そして、ここで「地域」として中心的に取り上げたのは長岡京市であり、また京都新聞の主要な取材エリアとしての京都府およびその近郊地域である。この地域で取り上げられている課題は、受講生の住居の地域課題でもあるはずである。われわれ担当者は、およそこのような趣旨から、特別講師として、長岡京市教育委員会生涯学習課社会教育指導員の塩見溢代氏、長岡京市企画部北開田会館の社会同和教育指導員の永武一紀氏、京都新聞洛西総局長の田中敏夫氏、そしてNPO法人み・らいずme-rise代表理事の河内崇典氏をお招きした。このプログラムは全体を3つに分けて構成した。一つは家族関係(結婚・夫婦・子供・老人)、二つ目は地域の人権、環境関係(女性・障害者・部落・外国人・HIV感染者・ハンセン病者・環境NPO/NGO)、そして3つ目が地域住民活動関係(長岡京市の取組み、京都新聞の取材活動・記事)である。
著者
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畑佐 泰子
大阪成蹊大学芸術学部言語・文化、保健体育、教職研究室
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有馬 忠廣
大阪成蹊大学芸術学部デザイン学科
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畑佐 泰子
大阪成蹊大学
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有馬 忠廣
大阪成蹊大学芸術学部言語・文化、保健体育、教職研究室
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