本学のスポーツ演習(実習)における学生の活動量と授業に対する評価
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概要
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本学のスポーツ実習における学生の活動量と生活調査、健康状態および授業に対する評価の関連を総合的に検討し、本学の学生のスポーツ実習に対する意欲や取り組み姿勢を明らかにし、今後のスポーツ実習の課題を探索することを試みた。体調良好の学生は、授業中の歩数、消費カロリー、睡眠時間、朝食摂取の状態、授業に対する自己評価および満足度のいずれの項目においても、普通および体調不良の学生と比べ高いT-スコアを示した。健康状態、いわゆる体調に影響する因子としては、睡眠不足と朝食の有無の因子が影響すると考えられる。スポーツ実習中の歩数は、テニスと卓球の種目については平均4300歩で、バドミントンとソフトボールの種目の平均3300歩と比べ約1000歩多い。速歩(90m/分、毎分消費カロリーは4.2Kcal)に換算すると、約30分、130kcalの運動に該当した。体調良好の学生の睡眠時間は一日に約5時間、一方、体調不良の学生の睡眠時間は約4時間であった。また朝食を摂らない学生は、体調良好の学生では15%以下であるが、体調不良の学生では約40%存在した。従って、体調不良の学生にたいしては睡眠不足を避け、毎朝、朝食を摂るという生活習慣の形成を促し、日頃の運動不足を解消するためになんらかの運動を行うことを薦める必要がある。
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