言語教育への語彙概念導入研究 : 身体経験から現れ出る空間関係づけ概念への認知言語学的アプローチ
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿では「視覚」に基づいた外界認識が如何にして言語に反映されているか、という人間の認知メカニズムに光を当てる(1章)。その後、導き出された人間の視覚経験のメカニズムを基にしてcome acrossに代表される諸々の「邂逅」表現の意味のからくりを明らかにし、英語学習者の日常の知覚経験に自然な形で則した新しい語彙学習指導内容の一端を提案する(2章)。
著者
関連論文
- 異言語間における前置詞の意味変化と概念的メカニズムの認知言語学的研究 : 「近接」/「交換」概念のインターフェイスと言語教育
- 言語教育への語彙概念導入研究 : 身体経験から現れ出る空間関係づけ概念への認知言語学的アプローチ
- 英語前置詞for,byとイスパニア語前置詞porの概念メカニズムへの認知的アプローチ--異言語研究と教育
- 〈論文〉時の世界と人間の認識--英語・スペイン語・ルーマニア語 時間表現への認知言語学的アプローチ
- 時の世界と人間の認識 : 英語・スペイン語・ルーマニア語 時間表現への認知言語学的アプローチ