「集計生産関数」存在の非現実性と技術進歩の測定
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概要
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初めに,合理的な集計生産関数の存在条件とその非現実性を概説する。次に,集計生産関数を理論的根拠としない技術進歩の測定方法として,全要素生産性指数を取り上げる。そして,その問題点を指摘し,それらの処理方法を提示すると共に,U.S.データを適用して計量分析を行なう。その結果,資本増加型技術進歩によって増加した付加価値の大半は実質賃金率の増加に帰属したことを示す。
- 桃山学院大学の論文
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