9049 ワシリー・バジェノブについて(建築歴史・意匠)
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概要
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これまで一連の報告で, 18世紀初頭から19世紀前半にかけてロシア建築が西欧の強い影響を受けていく過程を首都サンクトペテルブルクを中心に見てきた。しかし,ロシアにおけるバロック建築が首都周辺に偏在するのに対し,古典主義はロシア全土に展開した様式であり,その普及と進歩にモスクワが果たした役割は無視できない。本稿では, 18世紀後半に主としてモスクワで活動した建築家ワシリー・バジェノフを取り上げ,ロシアにおける古典主義初期の様相を探る。
- 社団法人日本建築学会の論文
- 2006-02-28
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