機械の安全設計の基本原則 : ISO12100のリスク低減プロセス(信頼性基礎講座)
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概要
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従来,我が国では,機械災害の原因を往々にして作業者の未熟さと不注意に求めてきた.そして,仮に災害が発生すれば,その責任は事業者や監督者に帰され,再発防止は教育・訓練を重視した活動に委ねられる場合が多かった.しかし,機械のリスクを事前にかつ最も効果的に低減できるのは,それを設計する者である.この認識のもと,現在"機械の安全"は国際的に統一された概念で論じられる.安全講義の第2回として,本稿ではISO12100に規定される機械の安全設計手順とその基本方策を概説する
- 日本信頼性学会の論文
- 2008-08-01
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