(形態論,造形論,表現論(デザイン理論・方法論研究部会),心「こころ」とデザイン,第55回春季研究発表大会)
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概要
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視覚比喩には媒体と主体の二項目がある。媒体は主体(広告対象)の宣伝内容の特性を、比喩を用いて示されることにより、ユーザの情報理解に大きな役割を果たす。本研究ではデザイン評価の高い媒体と主体の関係を探り、視覚比喩を用いる広告デザインの在り方を論じる。まずは分類実験を行った。参加者は実験サンプルから両者の類似タイプ(外観、関連性、外観と関連性の複合)と表現タイプ(並置、融合、独立)、または両者の差異度合い、関連度合いなどの関係を判断し、分類を行った。次は効果実験を実施した。参加者に6つの項目(わかりやすさ、好き、創意的、印象的、面白さ、合理的)について評価を求めた。最後に二つの実験結果をクロス分析で比喩の関係から考察し、評価対媒体と主体の関係を明らかにした。その結果、媒体と主体両者が外観と関連性の複合タイプ及び、差異度と関連度が大きいという関係の場合は、効果的であることがわかった。
- 日本デザイン学会の論文
- 2008-06-20
著者
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Chen Yu-Chia
National Taiwan University of Art, Department of Visual Communication Design
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Chen Yu‐chia
National Taiwan Univ. Art Taipei Twn
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Chen Yu-chia
National Taiwan Univeraity Of Arts
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