能登七尾の芝居小屋「デカ小屋」について : 七尾市の歴史的市街地に関する調査報告(3)(計画系)
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概要
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能登七尾では、中世・畠山時代より芸能や芝居などが盛んであり、近世・近代に至っても活発であったことは、当地最大の都市祭礼・青柏祭の山車全体に飾られる歌舞伎人形舞台からも知られる。近世・近代における七尾の歌舞伎や芝居の建造物を詳しく伝える遺構や史料は決して多くないが、明治30年代に建造された芝居小屋が、港近くの府中町に唯一現存している。本稿は、七尾市の歴史的市街地に関する調査報告(3)として、近世七尾の庶民芝居を引き継いでいると考えられる明治の芝居小屋「デカ小屋(通称)」(現鳥木製作所)の実測調査概要を報告する。
- 社団法人日本建築学会の論文
- 2004-07-17
著者
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