Adobe CID字形集合のTrueType代替可能範囲および処理負荷の評価(ライフログ活用技術とその課題,オフィス情報システム,デジタルドキュメント,一般)
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概要
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従来、PostScriptやPDFなどのAdobe CID字形集合によるグリフ資源と、TrueTypeフォントなど符号化文字集合に基づくグリフ資源は、厳格に区別されてきた。具体的には、Adobe CID字形集合を利用するドキュメントは、PostScriptやPDFなど、符号化文字列を用いずにグリフを指定できる基盤の上で処理されてきた。しかし、2008年にAdobe-Japan1字形集合に由来する漢字を指定するための異体字シーケンスをUnicode Consortiumが登録したことにより、Adobe CID字形番号を指示するものの実際のグリフ資源を欠いたままのドキュメントが広く流通する可能性がある。そこで、本研究はTrueTypeフォントによるAdobe CID字形集合の代替処理について、グリフ資源の対応づけアルゴリズムを検討する。また、提案するアルゴリズムを、PostScriptユーザ空間で実装した場合の処理負荷について報告する。
- 2008-07-17
著者
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