地名辞典を利用した資料目録における空間情報の記述 : "空間アーカイブズ"の構築を目指して(セッション3)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
人文科学諸分野において時空間情報への関心が高まる一方、アーカイブズ資料の目録において空間情報は必ずしも有用な要素として認識されてこなかった。本発表は、"ここに(で)何があったか"を把握できる"空間アーカイブズ"の構築を目指し、アーカイブズ資料がもつ地名や施設名等の空間情報を、地名辞典によって地理座標と結びっけ、資料の検索キーとして機能させる方法を提案する。また、資料目録はEAD、地名辞典はJPGIS・PI仕様に準拠した形式をとって各々の共有化を図ることにより、資料の空間情報を、より多くの資料から、より適した空間スケールで、より効率的に利用し得る基盤を整備するために、再開発地域における実践を通して課題整理を試みる。
- 2008-07-18
著者
関連論文
- 空間アーカイブズに向けて--EAD目録とPI地名辞典による試み
- 地名辞典を利用した資料目録における空間情報の記述 : "空間アーカイブズ"の構築を目指して(セッション3)
- PI地名辞典による資料目録の地名典拠構築
- 空間情報を含む資料のメタデータ記述-AEI Map Metadata Schemaの設計・Place Identifierによる地名辞典
- 顕彰されない場所の解釈 : 大船捕虜収容所を事例として