コーポレート・ベンチャー・キャピタルの投資形態に関する研究
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概要
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本報告では新事業創造の役割を担う日米におけるコーポレート・ベンチャー・キャピタル(corporate venture capital)の投資形態について考察する。Chesbrough(2002)はアメリカにおけるコーポレート・ベンチャー・キャピタルの投資形態を四つに分類した。アメリカにおけるコーポレート・ベンチャー・キャピタルでは、 「事業推進型」のように母体企業外部のベンチャー企業に投資するものが多い。一方日本におけるコーポレート・ベンチャー・キャピタルでは、「事業推進型」と「創発型」が主流であり、新事業創造を目的とした形態が多い。このように投資形態および投資先企業が異なる背景として、母体企業がベンチャー企業へ投資するノウハウを保有の有無を指摘し、これがアメリカとの投資形態および新事業創造におけるコーポレート・ベンチャー・キャピタルの役割に違いが生じていること指摘した。
- 日本経営教育学会の論文
- 2008-06-27
著者
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