実践授業における学生の気づき -レクリエーション発表会をとおして-
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
介護福祉士の資格を取得するための科目の中に「レクリエーション活動援助法」があり,介護福祉士2年養成課程では60時間の必修科目となっている.本学専攻科は保育士養成施設等卒業者対象1年であり,「レクリエーション」の名のつく科目が開講されていない.レクリエーションについて学ぶ機会をもつため,平成18年度より2年間,第2段階実習終了後にレクリエーション発表会を実施している.実習先で実際に行ってきたレクリエーションを,実習中の経験と反省をふまえ,発表することとした.発表者,利用者,発表サポート,見学者の4つの役割を全て体験することで,学生に「利用者の障害への配慮」「利用者の気持ち」「事前準備と連携の大切さ」についての気づきが見られた.