音列マッチングに基づく演奏現在位置解析アルゴリズム(セッション6)
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概要
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鍵盤楽器演奏を支援するシステムの開発には,ユーザの演奏の現在位置を正しく認識する現在位置解析アルゴリズムが必要不可欠である.これまでは,主にDPを用いた手法が用いられていたが,誤りを多く含む演奏に対しては認識率が低下し,特に演奏位置変更に対しては致命的な問題があった.本論文では音列同士のマッチングに基づいた新しいアルゴリズムを提案し,それが,音の追加,削除,音高変更,位置変更,といった演奏誤りに対しても頑強であり,DPを用いた手法に比べて同等の計算量で,高い認識率が達成できる事を示す.
- 2008-05-21
著者
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