すばる望遠鏡の本観測開始
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概要
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すばる望遠鏡(口径8.2mの反射望遠鏡で,主要部分の諸元は表1にまとめる)の建設,それに続くファーストライトについては本誌の1999年4月号に報告された.その後,ほぼ2年にわたる望遠鏡の調整と観測装置の立ち上げ・調整の期間を経て2000年12月から本格観測(共同利用観測)を開始し新しい段階に入った.今回は,その報告と観測装置の試験観測で得られた成果について紹介する.そして,この現状を踏まえてすばる望遠鏡の将来の展開も述べる.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 2002-04-05
著者
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