牧野における未吸血マダニ(unfed tick)の調査方法
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概要
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牧野の需要が増大するにつれてダニの増殖は著しい。殊に畜牛にはピロプラズマ病の媒介もなされ,今後益々多頭数の育成放牧地として,これら自然草地に求められることが予測される。しかし育成牛は殊にピロプラズマ病に対する抵抗性が弱いため,本病は各地で増大することは必然的である。その予防としてダニの防除を図らなければならないが,それに先き立ち各地の対象牧野におけるダニの実態を把握する必要がある。これらのことから本文には牧野草地上に棲息するダニの採集方法と,棲息密度の調査方法並びに棲息性を知るための調査方法について述べた。
- 日本草地学会の論文
- 1963-04-30
著者
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