瀬戸内地帯の畑における牧草の維持年限に関する研究 : 第1報 数種牧草収量の年次的推移について
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概要
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(1)現在瀬戸内地帯において栽培されている北方型の主要牧草6種について,3年間の生草収量の推移と越夏程度を調査した。(2)その結果,大部分の草種において年間生草収量が最高を示した年次は播種翌年目であり,播種後3年目には初年目の50%〜70%前後に低下し,急速に減収する傾向が認められた。(3)越夏程度は草種間に特徴ある差が認められ,ladino clover,red clover,orchard grassは小さく,alfalfa,Ky. 31 fescue,reed canarygrassは大きかつた。(4)また越夏程度の小さい牧草では,多肥により夏がれが助長される傾向が認められた。
- 日本草地学会の論文
- 1963-04-30
著者
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