聾児言語指導法の一考察 : アメリカ・日本・台湾の手話法を中心として
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
特殊教育先進国における聾児言語指導は医学・心理・教育・工学など諸科学の発達の影響下で、口話法・聴能訓練を改善促進して著しい効果をあげているにも拘わらず在学中の聾唖生及び社会人としての聾唖者は、依然手話を交信の主な手段・又は補助手段として偏重している。最近特殊教育先進国の教育・心理学界の学者達も手話の存在価値を見直し再評価しようという傾向があり、僅かながらも、それに関する実験調査の報告が出ている現状にかんがみ、手話を言語指導上の補助手段として位置づけ、より合理的な手話の整理・研究を行なうための先行調査研究として、アメリカ・日本・中華民国(以下台湾と省略する)の手話法について比較研究を試みたい。
- 日本特殊教育学会の論文
- 1975-12-15
日本特殊教育学会 | 論文
- 生涯にわたる豊かな生活と身体活動 : 体育・スポーツから生きる力を考える(準備委員会企画シンポジウム8,日本特殊教育学会第37回大会シンポジウム報告,実践研究特集号)
- 発達障害児者の行動問題から教育・福祉の充実を目指すPBS(1) : 制約のある環境からサービス向上への転換(自主シンポジウム43,日本特殊教育学会第45回大会シンポジウム報告)
- 遠隔通信技術を活用した聴覚障害児支援 : 携帯電話を利用した情報保障システムの活用可能性(自主シンポジウム7,日本特殊教育学会第47回大会シンポジウム報告)
- 就学猶予・免除者の教育権を考える(3) : 障害の重い成人の就学権回復と生涯学習(自主シンポジウム7,日本特殊教育学会第45回大会シンポジウム報告)
- 「特別支援教育」時代の障害者社会教育・生涯学習 : 教育福祉論の視点から公的社会教育の在り方を問う(自主シンポジウム1,日本特殊教育学会第42回大会シンポジウム報告)