植物病原菌の防御反応の誘導機構 : CDPKエリシター受容蛋白質遺伝子の解析
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概要
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ジャガイモ宿主細胞において過敏感反応が起こるときに一過的に活性酸素が生成される。反応は植物の動的誘導性を誘導するエリシターにより、細胞内へのCa2+を引き起こす。Ca2+ のオシレーションが活性酸素の生成に強く関与している。細胞内Ca2+濃度は、Ca2+受容型タンパク質を活性化させる。このCa2+依存型蛋白質キナーゼ(CDPK1,CDPK2)は、Ca2+ 結合ドメインを有するタンパク質であり、活性酸素の生成とエリシターシグナル伝達に重要な役割を担っていることを報告した。
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