移流拡散問題におけるSemi-Lagrange Galerkin法
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概要
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移流拡散問題の数値計算において,semi-Lagrange法を特性有限要素法に組み込んだ新しい手法をsemi-Lagrange Galerkin (SLG)法として提案する.本手法では,移流計算と非移流計算を分離する.Hermite型要素を用いてsemi-Lagrange法によって移流計算を行い,同じ要素を用いてGalerkin法によって非移流計算を行う.2次元の場合,各頂点での関数値と1階導関数値および要素重心での関数値を自由度とする10自由度のHermite型三角形3次要素を用いる.2次元移流拡散方程式における二つの数値実験を行い,計算精度を評価することによって,本手法の有効性を示している.
- 日本流体力学会の論文
- 2008-04-25
著者
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