2006年宮崎県で分離された豚インフルエンザの分子性状解析(ウイルス学)
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概要
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2006年7月宮崎県の一農場において豚インフルエンザ(SIV)が分離された.分離株はH1N2亜型と同定され, A/swine/宮崎/1/2006と命名された.ウイルスRNA全8分節の塩基配列を決定し,系統樹解析をおこなった.すべての分節は1980年代以降に日本で分離されたH1N2亜型SIVの遺伝子と近縁である事が示され, H1N2亜型SIVが長年にわたって国内に定着していることが明らかとなった.
- 2008-04-25
著者
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稲井 耕次
宮崎県宮崎家畜保健衛生所
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恒光 裕
農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究所 ウイルス病研究チーム
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恒光 裕
(独)農業・生物系特定産業技術研究機構動物衛生研究所
-
西藤 岳彦
(独)農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究所人獣感染症研究チーム
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鈴木 浩史
(独)農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究所人獣感染症研究チーム
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前田 浩二
宮崎家畜保健衛生所
-
稲井 耕次
宮崎家畜保健衛生所
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竹前 喜洋
(独)農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究所人獣感染症研究チーム
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内田 裕子
(独)農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究所人獣感染症研究チーム
-
西藤 岳彦
(独)農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所
-
内田 裕子
(独)農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所
-
竹前 喜洋
動物衛生研究所ウイルス・疫学研究領域
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