音楽演奏における情緒構造のフローテクスチャベース可視化(音楽理論・分析)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
音楽の演奏は,演奏者によってテンポ,音の強弱などが異なる.この相違は,演奏中にさまざまな曲想や感情を表現するために生じるものである.このような演奏の情感表現を,音楽演奏の情緒構造とよぶことにする.本研究では,そのような情緒構造を対象とした可視化を試みる.演奏情報としてMIDI (Musical Instrument Digital Interface)データを用い,音量,音価などの音楽の論理構造を表す2次元ベクトル場を,情緒構造を各種属性に反映したLIC (Line Integral Convolution)によって可視化する.基準演奏のLICテクスチャとの相違から,相対的に対象演奏の情緒構造を顕在化できると考えられる.簡単な楽曲のMIDIデータを用いて,提案手法の有効性を検証する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2008-02-08
著者
関連論文
- TVMLを用いたノンビデオリアリスティックフェイシャルアニメーション
- 多様体学習を用いた近似contour treeプロット(セッション4:可視化)
- 2次元解析データの並置による3次元流れのビジュアルシミュレーション(セッション1:CG一般,テーマ:ユーザインタフェースのためのCG及びCG一般)
- 没入的仮想環境を用いた仙台空港における後方乱気流の視覚解析
- 情報科学的に美しい可視化アプローチの探求(平成18年度論文賞の受賞論文紹介)
- 協調的可視化環境(2) : 流体融合研究におけるケーススタディ
- 協調的可視化環境(1) : 基本コンセプトとアーキテクチャ
- 協調的可視化の役割 : 応用設計とパラメタ調整のソフトウェア支援
- 新時代のCGエンジニア向けテキストとその思想
- ボリュームデータの位相構造に基づく自動断面生成
- ボリュームグラフィックス研究の最前線
- 四面体縮退化によるマルチスカラボリュームデータの詳細度制御(情報・データの可視化, テーマ: 可視化のためのCGおよびCG一般)
- 大規模データ可視化におけるレベルセットグラフの可能性 (21世紀における数値解析の新展開)
- BRASS : スコアリーディングのための支援インタフェース
- (6)アパレルCADの自動作図機能を用いた教育用スローパの開発
- comp-i : MIDIデータの3次元可視化
- 音楽演奏における情緒構造のフローテクスチャベース可視化(音楽理論・分析)
- 音楽演奏における情緒構造のフローテクスチャベース可視化(音楽理論・分析)
- 見せない可視化
- 新時代のCG教育カリキュラム(テーマ:CGと教育,およびCG一般)
- 第一人称性の追求 : IAとAIの間で
- 画像の類似性を利用した写真風画像生成システムの実現
- LJ-001 対話型再進化計算に基づくアパレルデザイン支援におけるブラウジング手法(J分野:グラフィクス・画像)
- アパレルCAD教育のための自動作図機能に基づいたブラウス用ディテールパターンのアーカイブ
- パンツスローパ自動作図機能の開発とその授業実践
- アパレル CAD 教育のための自動作図機能を用いた教材開発とその授業実践
- 位相解析に基づくボリュームビジュアリゼーションの高度化