多元主義・討議・公共圏 : 政治的決定の合理性と正当性をめぐって (新井久爾夫教授・小山忠男教授・下森定教授・関口進教授・田中亮三教授・中森強教授 退職記念号)
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概要
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本稿の目的は、公共圏における討議の条件を論理的・認知的に考察することにある。本稿ではとくにユルゲン・ハーバーマスの理論を取り上げる。公共圏における討議が何を意味するか。このことが討議デモクラシー論の妥当性を決定する。討議に高い質を求めるならば、多数の市民を排除することになる。しかし逆に、討議の条件を緩やかにしすぎれば、現代社会の課題にほとんど何も答えることができないだろう。
- 2005-03-31
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