オスウズラの体成長と生殖腺発育の特徴
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概要
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ニホンウズラオスの体成長と生殖腺の発育の特徴を生殖機能と関連して明らかにするために本研究を行った.孵化から55日齢まで5日ごとに体重と精巣重量を測定し,それぞれの値をGompertzのモデル式に適用し体成長と精巣発育曲線の特徴を調べた.また,成長中におけるクロアカ腺の分泌と精巣の精子出現についても観察を行った.体成長において成熟体重と最大成長速度日齢はそれぞれ116.9 gと13.5日齢であり,またクロアカ腺の分泌は38日には観察された.精巣においては成熟時重量と最大発育速度日齢はそれぞれ3.82 gと37.9日齢であり,また精巣における精子の出現は40日齢で80%以上のウズラで観察された.これらの結果は精巣の最大発育速度日齢は体成長の最大速度日齢よりかなり遅くなり,また精巣機能は精巣の最大発育速度日齢付近で発現することを示唆した.
- 2008-02-22
著者
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