大都市圏における情報交流の分析手法
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概要
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関東地方のMA(単位料金区域)間の通話データを用いて、規模-順位間にベキ乗法則が成り立つことが示された。これは自己組織化によりフラクタル的な構造が形成されたことを意味している。またODデータを使った分布形の推定では、対数正規分布に従っていることが確認された。これによってODデータの発生の仕組みを解明するのに役立つだけでなく、それを使った新しいモデルの開発やシミュレーションによる自己組織化の再現実験などへの応用が可能となる。
- 多摩大学の論文