文献検索における検索式の自動修正
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概要
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整備されたシソーラスから少なくとも1文献あたり平均5〜6個のディスクリプタを選んでセットとする情報システム向きの検索式自動修正法につき述べる。本自動検索システムは,利用者が少なくとも2件のヒット文献を入力することから開始し,次に各文献に付与されているディスクリプタを用いて各文献ごとに検索式を作成する。これらの検索式による検索出力は利用者により適合性の判定を受け,その結果最も有効な検索式が自動的に選択され拡張される。拡張された検索式による検索出力は,再び利用者により適合性判定を受ける。ここまでに得られた新ヒット文献を用いて,自動検索ループを再開する。自動検索により得られる最終結果は,開始時点には無関係である。自動検索では再現率,適合率ともに在来式検索よりも高い。自動検索は多くの演算を必要とはするが,80%以上の質問主題については,利用者とシステムの仲介者としてのドクメンタリストに依存することなく,利用者白身による検索を可能とする。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 1978-05-01
著者
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佐々木 芳雄
日本原子力研究所
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Carlo Vernimb
Commission of the European Communities, DG XIII-B, Luxembourg.
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Carlo Vernimb
Commission Of The European Communities Dg Xiii-b Luxembourg.
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Vernimb Carlo
Commission of the European Communities, DG XIII-B, Luxembourg.