情報と人の行動
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概要
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情報は自分自身と別の世界にあるものではない。自分が感じたもの,認めたもの,これが情報である。情報の流れを押し進めるエネルギーは人の心の中に発生し,個人個人異なったものである。これを知るには目的に向う人間の行動を追求する必要がある。ある目標を指向した行動には,その準備状態として態度があり,行動と態度の動的構造の解明を試みた。ついで,情報を送る人,情報を受ける人の心理過程を究明し,二,三の対人相互反応の例を挙げた。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 1976-01-01