日本電気における情報検索の機械化
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概要
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当社においても,従来社内各所に分散して行な知れていた技術情報の管理を一本化し,潜在技術の有効利用などを計るため,IRシステムの開発と実験を行なってきている。この技術情報検索システムでは,できるだけ幅広いユーザが利用できることを前提にしており,比較的簡単な検索から,内容に立入ったかなりきめ細かい検索までを可能にするため,検索項目,検索方法,キーワードの指定などに関して,いくつかの新しい試みを行なっている。システムの特徴としては,i)英語,日本語いずれのキーワードでも検索できること,ii)データの記憶効率を高めるため,半固定長のレコード形式をとっていること,iii)検索質問は,各項目を3種の論理演算子と2つの判断条件を用いて種々に構成できること,などが挙げられる。ここでは,システムの設計方針,処理の概要,検索方法などを中心にして,本システムの概観を紹介する。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 1970-09-01
著者
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