異種分散情報源の統合利用に対するODMG OQLによる問合せの実現
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論文では,インターネットを代表とするコンピュータネットワーク上に分散して存在するXML,SGML,HTML等で記述された構造化文書ファイルとオブジェクトデータベースとの異種分散情報源に対する統合利用方式を提案する。このために,我々が研究・開発中のオブジェクトデータベースシステム「出世魚」を適用する。この方式は,(1)分散共有仮想記憶によるデータの分散性の解消,(2)ラージオブジェクト機能による構造化文書ファイルの物理的異種性の解消,(3)マルチタイプオブジェクト機能による構造化文書テキストの論理的異種性の解消,(4)object Database Management Group (ODMG)標準のObject Query Language (OQL)による問合せ機能,により簡便に実現される。特に,ODMG OQLによる問合せ機能は,オブジェクトデータベース外のデータも含めた異種分散情報源の統合利用に対して標準的な高水準問合せ言語を使用可能とし,Web情報システムを始めとするアプリケーションの開発効率を向上させる。
著者
関連論文
- 異種分散情報源の統合利用に対するODMG OQLによる問合せの実現
- D-8-19 情報取得能力の多様化による複数種生物の共存と進化の研究
- カラーペトリネットによるオブジェクトマイグレーションの振舞いモデリング
- ニューラルネットワークを用いた作曲支援
- 仮想世界, 仮想生物を用いた越冬, 冬眠に関する研究
- 多面的オブジェクトに対するオブジェクトマイグレーションの枠組み
- ペトリネットによるオブジェクトマイグレーション振舞いモデリング
- ニューラルネットを利用した日本語係り受け解析 : 係り受け解析の数値問題としての取扱いについて
- 多面的オブジェクト指向データモデルMAORI
- 実体の多面性を表現するためのデータモデル
- 多面的オブジェクト指向データベースにおけるオブジェクトマイグレーションの枠組み
- オブジェクト指向データモデルGROOM-IIにおける属性文法によるメソッドの形式化
- エージェントモデルによるオブジェクトの多面性表現
- 多面的オブジェクト指向データモデル
- 共同文書作成支援システムについての考察と実装
- エージェントを用いたオブジェクトの多面性表現に関する一考察
- ニューラルネットワークを用いた日本語係り受け解析
- ニューラルネットに基づく日本語係り受け解析
- ニューラルネットに基づく日本語係り受け解析
- 属性文法の変換の閉包性に基づくオブジェクトデータモデルのメソッド合成
- 時制制約に従うオブジェクトマイグレーションとその振舞いモデリング
- 関係データベース管理システムRDB/V1
- 多面的オブジェクト指向データベースにおけるオブジェクトマイグレーションの枠組み