生活習慣病の発症と予防における温度環境の役割
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概要
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体温調節機能はエネルギー代謝と密接にかかわり、肥満や種々の生活習慣病の発症と関連する。近年、メタボリックシンドロームの主因となる内臓脂肪型肥満の増加は大きな社会問題となっており、その予防法の開発が急務となっている。我々は、体温調節の中心となる熱産生機能に関してヒトと類似の性質をもつマウスを用いて、肥満予防法の開発を進めている。本稿では、機能性化合物による新しい抗肥満メカニズムの解明に関する研究の現状について報告する。
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