ヨーロッパ一九三〇年代論・エピローグ(最終講義,平瀬徹也教授退職記念)
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概要
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本日の講義をもって、「ヨーロッパ一九三〇年代論」と題した今年度の特殊講義は終了することになります。御大層な題目を掲げながら、実際には「ヨーロッパ一九三〇年代論入門」に近いものになったのではないかと内心忸怩たるものがありますが、大学に『授業案内』原稿を提出した一昨年冬の時点ではどんな内容になるか予見することができなかったということでお許しいただく他ありません。また、私の本来の専門分野ではない日常生活史や大衆文化なども大いに論じたいとの当初の願望も、やはり付焼刃は続かないと申しますか、中途半端なもの、一応の言及程度に終わつてしまったのではないかと反省しております。それでも一年は過ぎ、一応の総括を試みる日が来てしまいました。
- 東京女子大学の論文
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