フェミニズムと党派性 : アメリカの女性運動と政党
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概要
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現代のアメリカのフェミニズムは,ベティ・フリーダンが主張した「社会の主流への女性の完全な参加」を目標に,公的な政治の舞台に躍り出た。1980年以降,選挙と政党政治が,その運動戦略の中心となった。民主党と共和党のイデオロギーや政策の相違がますます明らかになり,二極化が進行するにつれて,フェミニストは民主党との連携を深めていく。しかし,こうした一体化は,弾劾裁判でクリントンを擁護するという思わぬ結果を招いた。フェミニズムが党派性から自由であるための行動の選択肢は,まだ見つけられていない。
- 北翔大学の論文
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