政治世界の公共性と教育世界の公共性 : その関係性についての考察(<特集>教育における「国家的価値」と「普遍的価値」)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論の課題は、政治世界の公共性によって正統化された政治権力からの相対的自律性を有した教育の公共性世界の意義、その教育学的及び法的な枠組みの不可欠性を指摘することにある。またそういう視点から戦後の教育行政政策の変化、新自由主義的な市場的公共性に依拠した教育改革の性格、教基法の「改正」(2006年)の意味を明らかにし、併せて、そういう視点から国民の教育権論を発展的に継承する筋道を検討しようとした。
- 2007-12-28
著者
関連論文
- 「生きる力としての学力」概念の批判的検討 : 日本型受験学力の基本構造を踏まえて(【テーマB-6】学力問題の新たな展開,テーマ型研究発表I,発表要旨)
- 政治世界の公共性と教育世界の公共性 : その関係性についての考察(教育における「国家的価値」と「普遍的価値」)
- 教室の暴力の文化と平和の文化 (平和教育・平和文化)
- 平和教育の心理学(自主シンポジウム)
- 村上登司文著, 『戦後日本の平和教育の社会学的研究』, 学術出版会刊, 2009年11月発行, A5判, 480頁, 本体価格6,400円
- 「平和教育・平和文化」報告
- 戦後日本の平和教育の蓄積と課題 : 平和教育の戦後の展開をとらえるための試論
- 平和教育の条件と方法 : 教科書における平和の記述と平和教育実践の課題
- 教育三法改正、新学習指導要領とこれからの教育 : 新自由主義と国家管理主義の教育政策の展開(III 2007年教育三法をめぐる教育政策の分析)