「まちづくり実験」に期待される教育効果〜富山市八尾町におけるアート・プロジェクトを題材に〜

概要

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本報告は、平成18年度、19年度と2回にわたり遠藤研究室の学生を中心に建築系(VA,VD)学生の有志が参加した「坂のまちアート」での学生による取り組み内容を分析し、プロジェクトのもたらした教育効果について考察するものである。プロジェクトは、町の調査、テーマ選定、解決策の提案と改善、解決策の具体化、当日の運営、という5つの段階を経て、3つのカフェ運営、6つのオブジェ制作、3つの参加型ものづくりが行われた。本プロジェクトの特色である「実際の街との関わり」が学生に対してもたらした教育効果については、学生の「コミュニケーションカ」「構想力」「都市空間の把握力」の錬成という3つの点が挙げられる。
2008-03-01